タ ペ ス ト リ ー 。

調べて、創って、歌って、日々のまにまに

タペストリー

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こんにちは。
はじめまして、雲居さんと共同執筆させていただいている、空音と申します。

 

ということで私の初記事はこのブログのタイトルである、タペストリーについてです。


タペストリー、ご存知の方も多いでしょう。
日本でいうと、綴織(つづれおり)。
染色したタテ糸とヨコ糸を使って織ります。
その際表面に出るのはヨコ糸だけで、タテ糸を包み込むことでカラフルな模様を描いていきます。

 

 

その歴史は古く、紀元前15世紀のエジプトまでさかのぼるとか。
ヨーロッパでは、11世紀に十字軍が東方から持ち帰った手織り絨毯がタペストリーの始まりと言われています。
タペストリーは装飾のほかにも、防寒用として壁に飾られていたそう。
しかし14世紀にペストが蔓延すると、壁に飾られたタペストリーは病原菌を運ぶネズミたちの住みかとなってしまい、それ以降はタペストリーの代わりにもっと手軽な布や革が壁を覆うものとして使われるようになったとか…

 

というのがタペストリーの簡単な成り立ちです。

 

 


実は、このブログのタイトルをタペストリーとしたのは、高校の時に使っていた世界史の資料集、「タペストリー」の一説が好きだったからです。


好きな割に詳しくは覚えていないのですが(^-^; 

世界史の資料集をなぜ「タペストリー」としたのか、その説明になんとなく感銘を受けたのです。

 


歴史はよくタペストリーに例えられるといいます。
タテ糸を時間だとすれば、その上に織られるヨコ糸は出来事や事件。
また、鮮やかなヨコ糸に隠されてしまうタテ糸を歴史上の事実だとすれば、それによって支えられたヨコ糸が織り成すのは歴史絵模様。そしてその絵柄は織手によって変わります。

 

タテ糸とヨコ糸で綴られる様々な絵模様。


もし【世界】をタペストリーにしたのなら、時間のタテ糸に支えられた、様々な人や民族、国家や文化を表す、多種多様なヨコ糸が複雑に交差した、緻密で絢爛な織物になるのだろう。


そんな、なんだかロマンチックなイメージにあやかろうと、タペストリーの名を借りました(#^^#)

 

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